「碗」と「椀」と「ぶら下がり」
「この句点はどうして枠の外に出ているの?」と聞かれたときに、説明できるようになりたくて。説明べたで暗記は苦手なのだけど。
文字組の細かな調整、句読点やカッコなど約物の禁則処理が学べる「文字組版の教室」(株式会社モリサワ)を見つけてすぐ予約した。今日から配信開始のオンライン動画視聴とPDF資料の他、前もって届いた冊子が7種。動画もPDFもやさしく、じっくりすすめてくれているので、くり返し見るのも楽。充実の内容だ。
人の声で学ぶと親しみを感じやすい。さて、配信終了日の5月16日までに、何回リピート視聴できるかな。すきま時間を見つけなきゃ。
句読点のぶら下がり(ぶら下げ)が好きなんだけど、どう伝えたらいいかわからない。はじめて、雑誌でぶら下がりを意識したとき感動したんだけどな。
Spotifyで「彬子女王のオールナイトニッポンpremium」を聴いていたら、「碗」と「椀」の意味についてお話されていた。私も、陶器の碗と、木製の椀の使い分けを校正作業の際に知ったとき、使いわけたいと思う日本人の身体感覚って面白いなと、じんわりと感動したことを思い出した。
面白いを共有するのって、素敵だな。
