2024.06.10
重いリュックを背負って玄関の扉をあけると、涼しい朝の風が吹いている。視線を上げ、屋根から屋根に張られた電線の向こう側の空の色を確かめてから、車のエンジンをかけた。 広めの通りでは車の列がゆっくりと進んでいる。道幅の狭い通 […]
2024.06.02
2024年6月2日。晴れた涼しい日。 夕飯を食べて片付け、夕方の散歩に出る。夕日が落ちたあとの18時、空はまだ明るく、ゆったりとした気持ちであるくのには、ちょうど良い光の加減だ。 梅雨入り前の住宅街の道を、大きく手を振り […]
2024.05.19
2024年5月19日、くもり時々小雨ぱらぱら。 天守から山頂駅の長者ヶ平までは歩いて10分。石畳の通路に雨がてんてんと跡をつけていく。「滑るから走らないでね」と声をかけながら、3人でロープウェイ乗り場の待合所にかけこんだ […]
2024.05.09
2024年5月9日、快晴だが冷たい風。 肌寒い日が続いて、春先の衣替えで押入れにしまったコートを、引っ張り出すことになってしまった。 エレベーターを降りてエントランスを出ると、空は眩しいほどの光。冷たい風とはアンバランス […]
2024.05.08
2024年5月8日、曇り。 連休の間中つづいていた、夏の日差しはどこにいったのか。冷んやりとして湿った空気はまるで秋の初めのよう。車が行き交う通りからアーケードにはいると、平日14時の商店街は人通りも少なく落ち着いていた […]
2024.05.06
2024年5月6日。窓の外は雨と風。 白い木肌の木製デスクは、小学校の入学祝いに「無印良品」で買ったものだ。 窓辺にふたつ並んだ木製デスクは、右が兄、左が弟。兄の机は、さらさらとした白い木肌が少しづつ飴色がかってきている […]
2024.05.05
2024年5月5日、こどもの日。 1階の窓をあけて空気を入れ替える。昨日よりも空気があたたかい。パジャマのまま、玄関から数歩外に出てみると、外は初夏の日差し。 春の身体を、夏にならしていかなくてはなと思いながら、玄関に戻 […]
2024.05.04
2024年5月4日、外は夏日。 こどもたちが朝食を食べている横で校正作業をしながら、手元の校正用紙の束の厚みを確認する。3つの束に分けたうちの一つが終わったら、どこかに出かけたいと思った。上着のかわりに羽織っている麻のシ […]
2024.05.03
2024年5月3日、快晴。ゴールデンウェークの真ん中。 観光地の中心街近くにある叔母の家には、日本家屋らしい石畳の駐車場スペースがあって、駐車場スペースから玄関までがゆるやかな幅の広い階段になっている。 階段も石畳になっ […]