5分日記
無印良品オズメッセへ

道の両脇には、濃い緑、薄い緑のまだら模様の森がひろがっている。春から夏にかわろうとしている山の所々に野生の藤が花房をつけていた。車窓左側には、岩のごつごつとした細い川が流れている。 蛇行する道の脇には廃屋になった家もあれ […]

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「編集目線」という番組の第0回が面白い

Spotifyの「編集目線」という番組の第0回が面白い。番組のディレクターの方と、出演者のお二人が、どんな番組にするかをアイデア出しするのを、そのままコンテンツにしているので、私のようなラジオの作り方を知らない者も、親近 […]

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「碗」と「椀」と「ぶら下がり」

「この句点はどうして枠の外に出ているの?」と聞かれたときに、説明できるようになりたくて。説明べたで暗記は苦手なのだけど。 文字組の細かな調整、句読点やカッコなど約物の禁則処理が学べる「文字組版の教室」(株式会社モリサワ) […]

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良い状況がそろうのを待たなくてもいい

疲れているのに締め切りが詰まっていて、不安なときは、タスクを細かく書き出すようにしている。「☑ 緑の蛍光ペンと赤ペンとシャーペンと、校正紙を机の上に出す」というくらいの場面から。最初の動作から書いておくほうが上手くいきや […]

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おはよう事務所おはよう朝

重いリュックを背負って玄関の扉をあけると、涼しい朝の風が吹いている。視線を上げ、屋根から屋根に張られた電線の向こう側の空の色を確かめてから、車のエンジンをかけた。 広めの通りでは車の列がゆっくりと進んでいる。道幅の狭い通 […]

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六月のきれいな風は

2024年6月2日。晴れた涼しい日。 夕飯を食べて片付け、夕方の散歩に出る。夕日が落ちたあとの18時、空はまだ明るく、ゆったりとした気持ちであるくのには、ちょうど良い光の加減だ。 梅雨入り前の住宅街の道を、大きく手を振り […]

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リフトの足もと

2024年5月19日、くもり時々小雨ぱらぱら。 天守から山頂駅の長者ヶ平までは歩いて10分。石畳の通路に雨がてんてんと跡をつけていく。「滑るから走らないでね」と声をかけながら、3人でロープウェイ乗り場の待合所にかけこんだ […]

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そら豆のグラタン

2024年5月9日、快晴だが冷たい風。 肌寒い日が続いて、春先の衣替えで押入れにしまったコートを、引っ張り出すことになってしまった。 エレベーターを降りてエントランスを出ると、空は眩しいほどの光。冷たい風とはアンバランス […]

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夏の日差しはどこへ

2024年5月8日、曇り。 連休の間中つづいていた、夏の日差しはどこにいったのか。冷んやりとして湿った空気はまるで秋の初めのよう。車が行き交う通りからアーケードにはいると、平日14時の商店街は人通りも少なく落ち着いていた […]

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木製デスクに抹茶デニッシュ

2024年5月6日。窓の外は雨と風。 白い木肌の木製デスクは、小学校の入学祝いに「無印良品」で買ったものだ。 窓辺にふたつ並んだ木製デスクは、右が兄、左が弟。兄の机は、さらさらとした白い木肌が少しづつ飴色がかってきている […]

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