無印良品オズメッセへ

道の両脇には、濃い緑、薄い緑のまだら模様の森がひろがっている。春から夏にかわろうとしている山の所々に野生の藤が花房をつけていた。車窓左側には、岩のごつごつとした細い川が流れている。

蛇行する道の脇には廃屋になった家もあれば、古いながら営業中の電光掲示板を付けて、お客も大入りの様子の飲食店もあった。ゴールデンウィークの初日だからか、思っていたよりもたくさんの車とすれ違った。

大洲市に到着。無印良品オズメッセへ。敷地面積の大きい平屋の店舗で、商品数もたくさん。お茶のコーナーにもいろいろなフレーバーが並んでいて、その中からアップルルイボスティーをカゴに入れた。子供たちはたくさんのお菓子の袋をうれしそうに選んでいる。

無印良品の小冊子が昔から好きで、店舗に行くとかならず一部いただいて帰る。今日は、「おいしさ の もと ~バウムクーヘン~」とタイトルがついた小冊子を手に入れた。本文のレイアウトも、図解も、コーナーごとのフォントの選び方も、写真の色合いも、どれもとても楽しかった。小学生の時から好きなものは、40才になっても、かわらないものだなと思う。90才になっても、かわらないんだろうな。

もう一つ買えたものがあって。無印良品で、れんげを4つ買えた。ぴったり好きな形と大きさが見つからず、ずっと我慢して待っていたので、うれしい。

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